オールインワン化粧品、選ぶなら韓国コスメ?日本コスメ?

オールインワン化粧品、選ぶなら韓国コスメ?日本コスメ?

美容大国とも言われていた韓国人女性は美意識が高いことで有名ですが、実は更に進み美容先進国と言われているのを知っていましたか?
美肌女性が多い韓国人の食生活や社会生活、化粧品成分を覗いてみると、美容先進国と言われる理由が見えてきます。
人気の韓国コスメはオールインワン化粧品も数多く販売されていますが、日本製よりも優れているのか調べてみました。

 

韓国料理はサムゲタンやキムチ、マッコリなど美肌ケアにも役立つものが多いですが、化粧品のクチコミサイトでも韓国コスメの商品を良く見かけます。
韓国製のオールインワン化粧品もあるそうですが、日本コスメより韓国コスメの方が美容効果も高いのでしょうか?
海外コスメは使ったことがないので、日本人の肌に合うのかちょっと心配です…。

 

美意識が高い韓国人女性の話は有名ですが、実際に韓国コスメは日本では使われていない優秀成分が多くあり、たいへん人気を集めています。
ただ、一言で韓国コスメと言っても韓国製の商品もあれば、日本人向けに開発された日本製の商品もあるので、肌質の相性など心配なら選び方の参考にしてみてください。
また、韓国コスメに限らず、海外ブランドを購入する際の注意点もあるので理解しておくのが良いでしょう。

 

 

美容大国から美容先進国に?!美容意識が世界一高いと言われる「韓国」

肌ツヤが綺麗なイメージのある韓国人女性ですが、その通り美容先進国とも言われています。

 

日本食の一汁三菜とは違い、五味五色の韓国料理には発汗や代謝、ビタミン、ミネラルといった食材も豊富に含まれており、コラーゲンが入ったサムゲタンなどは、日本でも美肌食としてブームになりました。

 

世界的にはクロスジェンダー(文化的社会的な性別を乗り越える)の考えも広がっていますが、韓国では未だ学歴や家柄、血筋、男性上位といった意識が強いのも事実
食生活だけでなく「女性は女性らしく、綺麗であるべき」という考えが、美の追求をさらに高めているのかもしれません。

 

また、韓国が美容大国から美容先進国と言われるように変化してきたのは、スキンケアやメイクだけでなく整形をするのもひとつの選択肢に入っている点です。

 

2013年にISAPS(美容形成外科の国際学会)が検証したデータによると、最も整形手術をしている割合が高い国は韓国で、統計上では5人に1人が整形手術をしているとのこと。
就職活動や受験、面接の場面では、学歴や見た目で合否が決まることもある…という考えから、若い人だけでなく親が子どもに整形を勧めるのも、けして珍しい話ではありません。

 

今では日本でも「韓国で整形ツアー」なんて旅行プランもあり、値段の安い整形手術を受けに行く日本人もいるくらいですが、それはエステに行くような感覚なのかもしれませんね。

 

 

韓国コスメが人気の理由:日本にはない優秀成分が配合されている!

もちろん整形だけでなくコスメ大国としても韓国は人気で、海外メーカーの中でも韓国製は実力派コスメとして人気を集めています。

 

特に、美意識の高い韓国人女性が納得できる美容成分は、日本にはない種類も多く、カタツムリエキスやヘビ毒など珍しい配合成分が使われていることもあり驚かされます。

 

数ある海外コスメの中から、日本コスメとの違いを感じる韓国製オールインワン商品をピックアップしてみました。

 

ウモール(UMOR)

日本のオールインワン化粧品ランキングでも人気を集めている「ウモール」は、日本でも注目されているかたつむりエキス配合されており、あのネバネバするカタツムリ分泌液の保湿作用がポイント
加えて、顔の筋肉にアプローチするエイジング成分の毒蛇エキスや、老化やヒアルロン酸減少の抑制に有効な高麗人参エキスなども使われており“威力コスメ”や”実力派コスメ”として、年齢肌のケアに使う愛用者が多いです。
ヘビ毒コスメやかたつむりクリームは、高級美容成分として高級化粧品に使われることが多いですが、その成分に注目して作られた日本生まれのオールインワン化粧品となっています。
(当サイトでも「UMOR体験談レビュー」を掲載しているので、参考にしてください。)

マッココラージェン

美白コスメ使用者から人気な「マッココラージェン」は“まっこり”発酵成分やコラーゲンが含まれたクリームです。
マッコリ発酵成分に含まれる乳酸菌は、美白成分としてもおなじみで、他に保湿作用のオクタン酸セチルなども配合。
化粧水や乳液の後にマッココラージェンを塗ると、美容液いらずのお手入れでもしっとりとした潤いを感じ、スペシャルケアにも使えるアイテムです。

進化系ビタミン90% オールインワンジェル

進化系ビタミンC誘導体と称し、ビタミンAとE、B類を配合したオールインワン化粧品。
お肌の潤い成分であるコラーゲンの生成を潤すため、肌のハリや弾力、キメを整えたツヤ肌を目指す女性に人気のスキンケア用品となっています。
韓国でも人気のオールインワン化粧品ですが、日本でも韓国コスメとしてお土産に選ぶ人は多いです。
(こちらは、エモリエント剤として安息香酸アルキルが使われているので、過去に肌荒れや肌トラブルの経験がある敏感肌タイプの人はご注意ください。)

THE CURE モイスト クッションファンデーション

韓国生まれのBBクリームはすっかり定番ジャンルとなっていますが、この「モイストクッションファンデーション」は、リキッドタイプの潤いとパウダータイプの使用感を兼ね備えたメイク用ファンデ。
保湿向けの美容効果として使われる、ポリリシノレイン酸ポリグリセリルやクロスポリマーが配合されているので、まるでパック効果のようなもちもち肌をファンデーションで実感することができます。
化粧下地に日焼け止め効果も兼ね備えているので、乾燥肌の人の時短ケアアイテムとして人気です。

プロテオグリカン化粧水SSS セルイージーローション

日本のテレビで紹介されたことから大きな話題を集めた「セルイージーローション」は、ヒアルロン酸配合の化粧品よりもさらに保湿効果が優れているプロテオグリカンが使われています。
また、日本ブランドがヘビ毒エキスやカタツムリエキス配合など使った商品ですが、残念ながら現在は生産が終了しているので、代用品として日本人向けに作られた「ウモール」(日本製)をおすすめします。

 

韓国コスメの落とし穴 ~日本コスメとの違い

日本コスメにはない優秀成分が配合されていると人気の韓国コスメですが、実は気をつけたい点がいくつかあります。

 

海外メーカー化粧品の安全性


日本の店舗で輸入販売をしている韓国コスメは税関で成分配合をチェックしており、日本で使用できない成分の場合は基準検査に合格できるよう対策が行われている商品もあります。

 

ですが、個人輸入やお土産はチェック条件の対象外となるため、思わぬ肌トラブルを引き起こす可能性もあるのです。
実際、最新美容技術を積極的に取り入れる反面、臨床データが少なかったり、日本ではけして使われない発がん性のあるアスベストやホルムアルデヒドが検出されたりしたこともあります。

 

日本の薬事法との違い

日本では有効成分であっても医薬品ではない場合「シミが消える」「肌が白くなる」といった絶対的な使用効果を記載することは薬事法に反するためできません。
ただし、韓国ではこのような基準がないため、根拠が無い美容成分でも「絶対に効く」といった表現をしても問題ないため、韓国製コスメ選びでは見極める知識も必要になってきます。

 

商品価格に加えて、輸送費用もかかる

ショッピングコスメのネット通販だけでなく、個人輸入でも購入ができますが国際郵便を使った発送になるため商品価格に加え、配送料が高くついてしまうのも見逃せないポイントです。
せっかく激安商品を選んだものの、高価なスキンケアシリーズとトータルは変わらない値段になることも…。
また、万が一の配送や注文トラブルの場合も、注意書きや説明が韓国語で書かれていることがあり、泣き寝入りで終わってしまうこともあります。

 

 

 

美容成分や薬事法の違い、通販サイト利用の値段など安全性や利便性を考えると、日本コスメが安心なのかもしれません。
ウモールのように、日本人向けに韓国の美容成分を使用した国産コスメもあるので、そちらを検討してみてはいかがでしょうか?


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